洪水ハザードマップを見てわかること。あなたの家はどうなる?

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みなさんのお家のハザードマップ、確認したことはあるでしょうか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、新しくなったハザードマップを見て驚いたことを紹介。もし見たことがない人がいたら、命を守るためにも要チェックです。

ハザードマップの更新

さて、本日は9月1日にちなんだお話。いや、過ぎちゃってるけど。

今年も(こう言いたくないけど)たくさんの集中豪雨によって河川の氾濫と水害が引き起こされました。首都直下型大地震とかもコワいけど、その前に日本列島中水没しちゃうんじゃないかっていう勢いですよね。

で、最近郵便受けに突っ込まれていたのが

・更新されたハザードマップ

です。

オドロキの結果でした。

旧ハザードマップによると、我が家は洪水時浸水想定区域で悪い時には2階の屋根まで浸水してしまう想定でした。2階の屋根までって…つまり、家にいたら間違いなく●ぬ&家財道具は全て水浸しという、水害に弱い地域内の住宅だったんです。

地震や火山がなく、台風も津波もない地域にあって集中豪雨による洪水と浸水が最大にして唯一のリスクでした。

ところが、新ハザードマップによると

・浸水リスクが完全に払拭

されていたんです。近くの河川でずっと行っていた浚渫工事などが奏功したのかもしれません。ま、詳細は分かりませんが、死亡と家財喪失の危険がなくなったことは確かです。

こうなると、災害への備えは全く違ってきますね。

同じようなことがみなさんのお住まいの地域でも起きているかもしれません。

・リスク高→リスク低
・リスク低→リスク高

という変更があれば、準備しておくべき備えも変化するわけですから。

リスク高→リスク低の場合。我が家のパターンで、これはそれまでの防災から少し緩めることが可能になりますね。

雨が降っても、むやみに動かずむしろ自宅に籠城する方が安全なんですよ。食料や衣類を持ち出して避難所に行く必要もなくなったんです。

備えるべきなのは、停電と断水、そして

・保冷

かなと思っています。住んでいる土地柄、凍死するほど寒くはなりません。他方で、停電した場合、冷蔵庫やエアコンが使えなくなってしまうので、これに対処する必要があるでしょう。長時間保冷可能なクーラーボックスとかですかね。

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