血糖値コントロールは「育てゲー」だった。メリットだらけな“自分自身を育成する”シミュレーションゲームの勧め

 

大昔に、私(鮒谷)は、『信長の野望』とか『三国志』(いずれもゲーム)にハマり、多くの時間を溶かしました。(これらは育てゲーというよりは歴史シミュレーションゲームですが)

思い出すのはいずれのゲームであれ、楽しくプレイしていくうちはいいのですが、ひとたび勝ちパターンが確立された瞬間から、ほとんど意味のない、時間ばかりがかかる「作業ゲー」に切り替わってしまうということ。

たしかに領地は増えるのですが、単純作業になりすぎて楽しくない。こうしたゲームは序盤から中盤が楽しく、終盤に向かっていくにつれてつまらなくなっていくのです。

必勝法が分かってしまった瞬間、あれほど面白かったゲームが、つまらなく、退屈なものと成り果ててしまうんですよね。

同じように、せっかく自主開発した、自分にとって面白い「育てゲー」も、いつの日か飽きが来て、「作業ゲー」に切り替わるタイミングが必ず訪れます。

実は、そのときこそが【システム化が完了した瞬間】【習慣化が実現されたとき】なのです。

あとは「作業(同じことの繰り返し)」「習慣」を、ほとんど何の感情も動かさずに繰り返しているだけで、勝手に、自動的に、期待する成果が生み出され続ける、ということですね。

ただ、そこまでいけば、その行為自体はすでに、楽しいものではなくなっている、んですけどね。楽しくはない。けれども結果だけは安定的にもたらされる。そんな状態。

ですから、自身で開発したゲームを夢中でプレイしつつも、いつの日か「作業ゲー」に切り替わることを待つとよいでしょう。

そうなったときが【システム化が完了した瞬間】【習慣化が実現されたとき】なのですから。

現実に、その日が訪れたとき、そこから次のゲーム開発に着手するのは、次回作(?)までの空白の時間が生まれるので、お勧めできません。

今、プレイしているゲームが飽きたら、即座に次のゲームソフトに入れ替えられるよう、あらかじめ、水面下で、新ゲームの開発を進めておくべきです。

こうして飽きることなく、次から次へと、新しいゲームを楽しんでいるうちに、どんどん幸福感や充足感が高まっていくという寸法。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 鮒谷周史 【発行周期】 日刊

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