石丸氏のネット選挙戦術はこれからのスタンダードになる
2013年の公選法改正でネットを用いた選挙運動が解禁されてから10年あまり。この間、メリットだけでなく、誹謗中傷やデマの拡散などデメリットも指摘されてきた。
暴露系ユーチューバーが海外に滞在したまま、都市部の無党派層を中心に大量の票を集めて当選したこともあった。
今年4月の衆院東京15区補選では、他陣営の街頭演説に乱入して動画の再生回数をかせぐ「炎上商法」まがいの政治団体が出現した。
それでも、社会のデジタル化は猛烈なスピードで進んでいる。ネット選挙は今後ますます盛んになっていくだろう。
既存の政党や団体の組織に頼らず、リアルな活動とネットを巧みに組み合わせた発信によって支持者を増やしてゆく石丸流の選挙は、当面、一つのモデルになるかもしれない。ただし成功させるには、よほどの情熱と非凡な能力、そしてなにより誠実さが必要である。
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