デザインには全て理由がある
できれば、こうして思いついた事を紙に書き出して、考えただけではなく、紙に残して後で見返してみる事をおススメします。
前にこのメルマガでも書きましたが、デザインには全て理由があります。また『理由があるからこそデザインである』とも言えるのです。
そして、一番大きな理由はコンセプトと深く関わっています。デザインをする上でコンセプトをたてることはとても重要ですしこれを意識していなければ、どれだけビジュアル的に凄いものを作ったとしても意味がありません。(アートではないのですから)
ですから良くデザイナーの採用面接で、面接官の人が『何でこういうデザインにしたんですか?』と聞く事があると思います。
ただなんとなく聞いてる訳では決してなく、『きちんと自分なりにコンセプトを考えて、こうだから、こういう理由でこのデザインにしました』と言えるくらいにデザイナーの中で整理が出来ているのか?理由づけられてるか?それを面接官は探ってる訳です。
ですからもちろん『何となく』とは答えてはいけません。(面接会場、一発退場の恐れがあります^^いやホントです)
デザイン教材を無料で見つける事は簡単だ
この「コンセプト探しゲーム」は大抵の電車の中吊り広告で、ジャンルを問わずに出来ます。
ただ、週刊誌の中吊り広告は、目的はとにかく「部数をのばしたい」って事で、完結してしまいそうなので、無理かもしれません。(逆に週刊誌の中吊り広告は「見出し発見ゲーム」というのを出来そうですけど、、、これについてはまた今度ご説明します)
会社へ行くまでの数分でも、実は巷の広告ポスターが先生となって実に多くの事を教えてくれます。あなたが本気でデザインを勉強したいのであればデザイン教材を無料で見つける事は簡単でしょう。
この前も後輩のデザイナーと電車で移動する間、中吊り広告を見ながら「ゴシック体と明朝体の使い方」について、「金麦」と「ぐい生」の中吊り広告を比較しながら、すっかり説明してしまいました。
デザインの基礎がわかってくると、色々なデザインの狙いや作り方の謎が解けてきて、とても面白いです。
「家まで30分であなたのデザインスキルを飛躍的にアップする方法」(中吊り広告デザインドリル)なんて教材も簡単にできそうですね。
自分のデザイン脳を強化するために、「コンセプト探しゲーム」というこの方法、ゲームとしてでも良いので是非一度試してみてください。
Information:
『プロが教える『美大いらずのデザイン講座』』
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