苦渋の選択か。高齢者がマンションから戸建てに移る深刻な理由

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高齢になり戸建て住宅を持て余しマンションに住み替えるケースが多く見られることは、以前から無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』でも紹介されてきましたが、メルマガ著者の廣田信子さんが今回耳に挟んだのは、「高齢になってからマンションから戸建てに引っ越す」という方々の話。そこには意外な理由がありました。

高齢になったら戸建てに住み替えた方がいい?

こんにちは! 廣田信子です。

最近、講演では、今、マンションで課題となっていることをお話して、人口減少、住宅が余る時代に、すべてのマンションが生き残れる訳ではないので、合意形成できるコミュニティを育てて将来ビジョンを持ってしっかり管理して…という話になります(ものすごく、大雑把に言うと…ですが)。

脅かすだけにならないように、課題への対処法もきちんとお話し、マンションに集まって住む価値もお伝えしているはずなんですが…、先日のフォーラムで、会場から意外な質問が…。

マンションはいろいろ大変そうで、戸建てに住み替えた方がいいんじゃないかという気がしてきましたが、こらから高齢になっていくのに、マンションに住み続けていいのでしょうか…、というものです。

高齢になって戸建て住宅が管理し切れなくなってマンションに住み替えるという話は最近よく聞きますが、高齢になったら戸建て住宅に住み替えた方がいい…、という話はあまり聞きません。もう一度、マンションならではの良さと、課題の乗り越え方をお話しましたが…、このことがずっと気になっていました。

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