そういうことをする人ほど、「ちょっとくらいいいじゃない」と言うのですが、それこそ、状況を把握できていない証拠です。その「ちょっと」にも、人件費はかかっているし、労力もかかっているわけです。せっかくみんなで頑張って売った商品の利益も、甘い時間感覚のせいで、どんどん少なくなっていくんですね。
シビアかもしれませんが、それが現実なんです。
だからこそ、時間については真剣に考えておく必要があります。かかった時間に対して、
- その時間があればどのくらいの仕事ができるか?
- 接客で換算すれば、どのくらい売上が取れるか?
- 人件費で計算したらいくらかかるのか?
こういったことを全員で考えて理解していれば、30分や1時間という時間を平気で無駄にするようなことは無くなっていきます。結果的に、利益幅も増えていくし、売上の向上につながっていくことにもなります。
自分の時間をみすみす減らさないように、そして、他人の時間を平気で奪わないようにするには、どんな意識や理解が必要でしょうか? 一度、スタッフ全員で話し合うのがいいかもしれません。
今日のおさらいです。
- 時間感覚の甘さは、利益を減らし、売上の減少につながる。
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