目からウロコ。野菜不足を解決するには「在庫」感覚で野菜を買え

 

何を買ったらいいか分からない、という人は、もうとにかく何でも買ってみる。

一番簡単な方法は、特売になっているもの、大量に積まれているものを、1つずつ何種類も買っていくことです。

大量に入ってくるものは旬のものが多いし、また特売になっているものに限定すると、スーパーは毎日、毎週のように特売の品物を
ころころ返るので、結果的にいろいろなものが買えているということになります。

食べ方が分からない、使い方が分からない、というものも、とりあえず買うのです。

「パプリカってどうやって料理するんだ?」
「ほうれん草と春菊、どっちがいいんだ?」
なんて考えずに、もう買っちゃう。

そもそも野菜不足だなんて言っているような味覚音痴の人間は、どう料理すればいいかなんて完成形を最初から考えなくてもよくて、炒めたり煮たりすれば何だって同じことなのです。 

私が好きな方法は、地方にドライブに行った時に、物産直売所のようなところでがっさりと野菜を買ってくることです。

直売所の野菜は、自分が嫌いな野菜であっても、食べてみると意外に美味しい場合が多いのです。

お土産感覚で買えますから、ついつい買いすぎます。

この「買いすぎる」というのがすごくよくて、「買いすぎちゃったから、消費しなきゃ」と、そこから野菜生活に入れるわけです。

とにかく、容赦なく「野菜を買う」ようにすれば、野菜不足なんていうことはまずなくなります。

まず、とりあえず野菜を買いに行こう。

ただ、この話を考える時に、自分は非常に気になっていることがあります。

日本のスーパーの大半が、青果コーナー(野菜と果物の売り場のこと)がとにかくダサすぎるということです。

というのは、ヨーロッパのスーパーに行くと、青果売り場はコーディネートがいるのか何なのか、とにかくカラフルでワクワクするのです。

逆に欧米のスーパーは精肉や鮮魚のコーナーはなんか暗くてどんよりとしているのですが、青果売り場がとにかくオシャレでカラフル。なんかこう、絵本のような感じなのです。

それに比べて、日本のスーパーの青果コーナーは大抵がもう八百屋の延長のようにクソダサくて、鶏のエサを買うのと変わらないような感じが、日本人の野菜嫌いを作っている感じもするのです。

子どもがお菓子の家に感じるようなワクワク感が、日本のスーパーの青果コーナーにもっとあれば、もっと野菜を買いたくなって、日本人がみんなもっと健康になる気がするんですよねー。

 

 <今回の発想源>

・とにかくストックしてから消費に奮闘する発想

image by:shutter stock

 

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