3つ目の極意。「上手く話そうという意識を捨てる」。
上手く話そうとして、気持ちが焦り、ついつい早口になったり、カンペばかり気になったり、あるいは、「えっと~」とか「あの~」というような口癖が止まらなくなったり、というような経験がある人も多いのでは?
プレゼンは「上手く話す場所・機会」ではありません。相手に伝わったことをこちらが「伝わった」と理解してはじめて成立するものです。上手く話せるに越したことはありませんが、それよりも分かりやすくゆっくり話す、聴講者を見ながら話すことの方がよほど重要です。たとえるならちょっと古いですが、以前テレビでよく見かけた戦場カメラマンの渡辺陽一さんのようなテンポを意識するくらいで丁度良いでしょう。
プレゼンをするのは、あなたですが、主役は聞き手です。プレゼンターと聞き手の共同作業によって、プレゼンは成立するのです。緊張は誰でもします。ですが、緊張感が聞き手に伝わってしまっては情報が伝わりません。スマートにかっこ良く話そうとか、上手く話そうとかいう意識は全て捨てて、相手にとって聞きやすいテンポ、1つだけでもメッセージが伝わればOKくらいの気持ちで挑みましょう。余裕があれば目配りも。
ということで、プレゼンスキルを向上するための3つの極意でした。あなたは、この3つのポイントをどのように習得し、活かしていきますか?
今日のまとめ
『プレゼンはシンプルに3つのことに注力する。』
- プレゼンに必要な要素を3つ書き出す。
- 上記に挙げた3つの要素を踏まえ、自社の商品、サービスをプレゼンするための資料を作成してみる。
- 作成した資料を使って社内でプレゼンしてみる。
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