【京都】大文字焼きと呼ばないで。「五山の送り火」に伝わる3つの説

 

メジャーなのは京都タワー・京都駅ビル空中経路などでしょうか。遠くの方で小さくしか見ることが出来なさそうですが、全て見渡せるようです。市内中心地で良く見渡せる場所は出町三角州・鴨川堤防・高野川堤防・御園橋・船岡山公園・京都御苑などのようです。

大文字を眺めるなら、やはり鴨川堤防がいいです。予約が大変だと思いますが、「床(ゆか)」を予約して食事をしながら眺めるのは風流でしょう。私は賀茂川の河原で大文字が真正面に見える場所で見たことがありましたが、やはり外でまぢかで見るのがいいものです。

もう一つは嵯峨野の曼荼羅山に天下される鳥居型を広沢の池のほとりでみなもに浮かぶ月明かりと一緒に眺める光景も良かったです。

送り火はお盆で帰ってきていた先祖の霊を天国に送る行事です。自らが健康で元気な毎日を送れていることに感謝し、鎮魂の気持ちでお祈りを捧げるものです。観光で鑑賞するもよしですが、点火された時に大声を出したり、騒いだりするようなものではないのであしからず。

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

image by: Wikimedia Commons

 

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