「貴方のためを思って…」と言う人はなぜ嫌われるのか?

 

大学の頃は夜が全く眠れなかったのでブログを書きながら自分を振り返り、毎日自省したり人間関係について悩んだりしていた。そのため自分が変化していないなんてことは全くなかったのだが、それでも自分が変わらなければ相手に対して求めるばかりではいけないと改めて思うことができた。

二つ目は社会人になって2社目の薬局に就職した時である。最初の薬局では、パートのおばさんしかおらず私が色々な提案をしても、一人でやってと言われてやる気をなくしていた。次の薬局では今度こそという思いもあったが、それと同時に少し大人になったのか、あまり周りの人を気にしなくなった。

その薬局で思ったことは、人それぞれ生活があり生き方があり自分とは思っていることも考えることも違う自分ががむしゃらに仕事をしたいからといっても、それを相手に押し付けても意味がないと思うようになった。

私の中でこれは周りの人達への諦めではなく、周りの人達をそのまま受け入れるようになったことだと思っている。仕事や人生を全て私の目線で捉えて、それを相手に分かってもらうように努力していたのが、まず相手のことを分かろうと思うようになったのだ。

一つ目で自分というものを常に省みる必要があると学び、二つ目で相手を受け入れることを学んだ。そういった中で最初に述べたようなスタンスが、今は自分にとってしっくりきているように思う。

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