自民大敗を笑えない。偏向報道を続けるマスコミの終わりの始まり

 

私が小池都知事批判も、からかいのレベルにおさめていたのは民意は民意だから。選ばれた以上はお手並み拝見。

都民ファーストの新人議員についても同じく。

 

 

こうした批判はもっともで、我が町・足立区でも後藤なみ氏なる、文字通り「ぽっと出」の新人候補が都民ファーストから出馬し、足立区民も舐められたものだと呆れていたら、何とトップ当選

そういえば民主党による政権交代の時、平山たいろう氏なる、自分の名前と党名しか語れない候補者が、鴨下一郎氏を破ったことのある地域です。

それでもこれが民意です。

納得せずとも選挙結果に従うのが民主主義

メディアが執拗に繰り返す「自民党の敗北」についてもいささか留保すべきでしょう。

小池百合子都知事は、ちょっと前まで自民党。離党届の受理不受理ではなく、自民党に所属して大臣まで務めており、消去法的自民党支持者や、暫定的自民党支持者のなかには、彼女を応援するものが現れても不思議ではありません。

平たく言えば「自由民主党 小池派」という見立てもできるということで、事実、都知事選挙を応援した野田聖子議員のような存在もあります。自由民主党渡辺派ともいえた「みんなの党」が一定の支持を集めた理由でもあります。

先にあげた当選後の撮影拒否はもちろん、選挙期間中の石原慎太郎氏の「厚化粧」発言などから、消極的自民党支持層が都連に対して「お灸を据えてやる」と思うことは止められません。

宗教やイデオロギー、反自民だけで繋がる政党の場合、支持者もまたその色で染められますが、自由で民主的な自民党支持層には「今回は自民党以外」という選択肢も持ち合わせており、そこに「小池派」という選択肢があれば、共産党にいれるよりはマシと思う有権者がいるということです。

都連にはノーを突きつけたことと、自民党そのものへのノーは慎重に腑分けすべきですが、メディアはこれを混濁させ、政権批判、倒閣運動へと目論みます。

しかし、このあまりにも前のめりな政治活動への傾斜は、都連の自滅同様、メディアの終わりの始まりのような気がしてなりません。

今回の選挙ではメディアによる選挙妨害が明らかとなりました。

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