自分のブランドを高める裏ワザとは
ここまでブランドとはなんぞやという話を書いたんですが、最近はここにある裏ワザが使えるようになったんです。これをやるとあなたの日常のルーティーンが築くブランドを補完、強化してくれるんです。
それがSNSなんです。ブログ、ツイッター、FB、インスタグラムといったSNSって、その人の趣味、嗜好、行動、考え方、文化度、教養、頭の良さとかを、かなり高いレベルで可視化してくれるツールなんですよ。
しかもこれって飾らない、リアルな本人を見せつけてくれますから。ですからこんなに怖いツールも無いんですよ。
だってツイッターで誰かの悪口を呟いていたら、それを読む人は、
■ この人はこういう悪口を、こういう口調で罵る人なのね
って思いますよね。で、その人と何かのタイミングで仕事をすることになったとしたら、かなり警戒しませんか?
というか私ならば、ある人と仕事をするとなったら、その人のSNS上での発言は、遡れるだけ遡って全部読むと思いますよ。そうしたら会わなくても、その人のことがかなりのレベルで理解出来ますから。そういうことを分かった上でツイートしたり、投稿したりしてますか?
私が今、採用者側の人間なら、応募者全員にツイッターとFB、インスタグラムのアカウントを開示しろと言いますね。ブログを書いているのならそれもURLを教えろと言いますわ。
実話なんですけど、私の過去ログを自動配信しているツイッターがあるんですよ。
こちらでは、フォローしてくれた人で実名っぽい人はドンドンフォロー返しをしているんですけど、昔それでフォローした人のツイートがスゴかった。とにかく人の悪口ばっかなんですよ。どこどこの店のなんとかという店員の態度はあり得ないとか。ヤフオクで買った商品が気に入らないと、出品者を名指しで罵ったり。あげくネガキャンまで始めるわけです。
ってかこの人って受講生じゃん、と分かった時には寒イボたちましたから。ま、そういう人が成長したり、出世したり、幸せになる可能性は非常に低いわけで、ここ何年も会っていないのでよく分からないんですけど、もし次に会うことがあれば、私は警戒度マックスで対応しますよ。
これはSNSによって、自己というブランドが毀損された使い方の例です。
これってこれからは採用とかで当たり前になると思うんですよ。逆に言えば、このSNSで面白いこと、役に立つこと、センスの良いこと、人が喜ぶことをやり続けて、その結果フォロワーが増えたとしたら、これは自分をアピールする武器になりますから。