日大アメフト部の現状のように、「言った」「言わない」が問題になることはよくありますよね。職場ではセクハラなどもそのひとつです。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では、「ハラスメントの意図なく発した言葉はセクハラに該当しないのか」という事例をとりあげています。
妊娠した女性社員に「胸が大きくなった」発言はセクハラになるのか
また、「言った」「言ってない」が問題になっています。某大学のアメフト問題です。当人以外は事実を知ることはできないので私がどうこう言える立場ではありませんがニュースなどで見る限りはいろいろと問題発言はあったのではないかと思ってしまいます。
この問題に限らず発言が問題になるのは割と頻繁にありますよね。私が特に多いと感じるのが政治家の失言です。そしてその際に多いのがほぼ決まって「そのような意図はなかった」です。
ただ、私だけかも知れませんがそのほとんどが発言した後に大炎上し、問題になってからとってつけたような言い訳になっているように感じます(みなさんはいかがでしょうか?)。
これはセクハラでも同じことが言えます。それについて裁判があります。あるファイナンス会社で妊娠した部下の女性社員に「胸が大きくなった」などのセクハラ発言をしたとして懲戒処分を受けた社員が、「その処分は納得できない!」として会社を訴えました。その社員は「セクハラの意図はなかった」と主張をしたのです。
ではこの裁判はどうなったか?
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