ようやく本腰。憲法改正ではなく少子化問題解決を選んだ安倍総理

 

「少子高齢化」がトップに

「未来を見据えて、その先の時代を切り拓く」ために、真っ先に何をすればいいのでしょうか

国難とも呼ぶべき少子高齢化に真正面から立ち向かい、一億総活躍の新たな国づくりを推し進めます。未来を担う子供たち、子育て世代に大胆に投資するとともに、高齢者の皆さまがいくつになっても活躍できる社会を実現することで、全ての世代が安心できる社会保障制度へと改革を行ってまいります。

なんと「少子高齢化をトップにもってきました。皆さん、これどうですか?私は、「絶対的に正しい!」と思います。この談話を読まれて、特に保守派の皆さんは、「おい!憲法改正について一言も触れてないじゃないか????!!!!!」と憤っておられるかもしれません。

皆さん、「少子化問題」と「憲法改正」、どっちが優先されるべきだと思いますか? 私は、「少子化問題」だと思います。憲法改正を強行しようとすると、国が真っ二つに割れることになります。日本の国論が真っ二つに割れる、国が分裂するのを喜ぶのはもちろん中国です。

ところが、「少子化問題誰もが認識している大問題」なので、国は1つになります。「少子化問題を解決するための支援拡充」というのは、本来左派の皆さんの仕事でしょう。ですから、がんばって良いアイディアを出していただきたいと思います。納得できない保守の皆さんも、最後までお読みください。

日本最大の課題は、人口問題

皆さん、少子化問題が深刻であることはご存知でしょう?では、どのくらい深刻なのでしょうか?

まず、日本の人口は、すでに減少しています。国勢調査によると、2010~2015年で、人口が96万3,000人減った!毎年平均20万人減っている計算になります。

先に進むほど、状況予測は悲惨になっていきます。国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、2065年の日本の人口は、8,808万人。2100年には5,000万人を割る。

これだけ聞いても、イメージできないですね。大ベストセラー『未来の年表』からショッキングな話をピックアップしてみましょう。

  • 2040年には、自治体の半数が消滅する
  • 2065年~外国人が無人の国土を占拠する

となっています。2065年というと、私は95歳になります。わかりませんが、元気で生きている気がします。しかし、「外国人が無人の国土を占拠している」状態をみながら、絶望的な気分であの世に旅たちたくはありません。皆さんは、どうでしょうか?

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