弁護士に聞いた、職場の大怪我で働けなくなった時の補償請求方法

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通勤中や勤務中の事故や怪我。あってほしくないことですが、起こってしまった場合に知っておきたい「労災」についての知識を、今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』で、テレビ朝日「報道ステーション」などの解説でもお馴染みの著者・谷原誠さんが詳しく紹介しています。

労災とは

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

今日は、労働災害(労災)について、簡単にまとめてみます。

通勤途中に交通事故に遭ったり、勤務中に怪我をしたりしてしまうことがあります。いわゆる労働災害(労災)というものです。労災は、「業務災害通勤災害」の2種類に分けられます。

業務災害というのは、業務に起因して怪我等をした場合、通勤災害は通勤中に怪我等をした場合です。労災が認定されると、労働者災害補償保険法により、各種の補償を受けることができます。

補償の種類は、以下のとおりです。

  • 療養補償給付
  • 休業補償給付
  • 傷病補償給付
  • 障害補償給付
  • 遺族補償年金
  • 葬祭料
  • 介護補償給付

金額は、計算方法が決められており、怪我の程度によって異なります。

障害補償給付は後遺障害に対するものなので、後遺障害等級によって異なります。そのため、後遺障害等級は正しく認定されなければなりません。後遺障害等級について、詳しくは、こちらから。

労働災害(労災)で適切に後遺障害が認定される人、されない人の違いとは?

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