「日本のボスは楽しい」ゴーン氏が揶揄した日本企業の腐った根底

 

今回もまた、理屈ぽく即効性のない話をすすめて行くのですが、これは、厳しい経営環境にある企業が成長し生き残るための基礎要件として提起するものであり「優良企業の起点」となるものです。“知恵”なき経営は“知恵”ある経営に勝ち得ることなどないからなので。しっかりと、このアドバンテージ(優位性)を得ていただきたいのです。

組織の意義は「多くの人」が集まって、それぞれの得意な役割を分担して実行することにより「より大きな成果」を実現させることにあります。「より大きな成果」を実現させるためには“個人”が持つ知識と活力とさらに知恵を目的および目標のために合理的、合目的に結合させて継続的に最適にエネルギーを投入するようにマネジメントしなければなりません。

情報は常に現場にあり、課題解決のヒントも現場にあります。顧客と接しているのは常に現場でありその現場の「衆知」を集めて、そしてここで“個々人”に究極の意欲をもって如何に参画し活躍してもらえるか。そのことが鍵になり、人間性を知悉したやり方について「嫌いなことをムリしてやったって仕方がないだろう」とする本田さんはこのように言います。

「だれでも、自分を表現したいという欲求を持っている。従って『言ってみな』と言って自由に言わせ『やってみな』と言って自由にやらせることが必要で、そのような環境を作ることこそ“トップマネジメントの重要な役割”である。それには『好きなことに熱中すること』が最も効果的である。好きこそものの上手なれ、成功への早道であり楽しい人生の最大の要素である」

ゴーンさんが「日産」を復活させたのは、この“トップマネジメントの重要な役割”を果たしたからで、それまでダメだったのは適切な“トップ・マネジメント”が行われていなかったからです。現場の若手社員にはおぼろげに分かっていたことで、どうすればよいか知りまたそれを適える力もあったのをゴーンさんは統合して解放したのです。

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