快適に過ごすことができる不快的領域の広さを広げる第一歩は、今まで経験したことがないなどといった不快的領域において、自分が、すでに持っている持ち味などを発揮していくことではないか、と考えています。
その不快的領域での経験を積むことで次第に、今まで持っていた持ち味などが磨かれるだけではなく、自分でも気づいていなかった潜在的な可能性も発見することにつながり、それが自分自身の持ち味などになっていくのではないでしょうか。
自分の持ち味の幅が広がることによって、また違う不快的領域で活動する幅も広がります。こういった経験を積み重ねていくことで、次第に自分の枠を広げ、飛びぬけることにつながっていくのではないでしょか。
また、何らかの新しいプロジェクトを立ち上げたり、お手伝いしたり、そういった経験の中で、改めて思ったのは、協力してくれる仲間の存在の大切さです。プロジェクトなどを自らが主体的に進めていくことはもちろんですが、きっと、直接的、間接的に携わってくれる仲間がいなかったら、プロジェクトを前へと進めていく推進力が弱まっていたかもしれません。
自らの利害に関係なく、直接的、間接的に協力、支援してくれる仲間がいることが、快適に過ごすことができる不快的領域の広さを広げていく上でも重要なことではないかと思います。
人生の質は、あなたが快適に過ごすことができる不快的領域の広さに比例する。
という一節は、私たち大人だけではなく、子どもたちにとっても、これから自分の枠を飛びぬけ、色々なことにチャレンジしていくためにも、大切な考え方になるように思います。
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