NY在住人気ブロガーがYouTube動画を本格始動する前に準備したこと

 

原稿が全てのベースになる

注記しておくと、これはお話する内容が決まったあとのラフなスクリプトです。このスクリプトでは伝えられるポイントを整理し入れ込んでいるだけなので読みにくい状態。これをラジオ局側の担当者さんが、「りばてぃさんはこんな話ができるのかー」と把握して、ワードに原稿としてまとめて一旦送ってくれます。

このとき、長すぎるから削除した部分の双方の理解と合意、また、スクリプトを読んで感じた疑問を投げかけられたりします。さらにそれに返答して、最終の原稿が出来上がるという流れです。

最終の原稿は許可を頂いていないのでここでは公開できませんが、冒頭のラーメン屋のくだりは出演時間7分に入れ込むには長すぎるということでカット。

「りばてぃさん、おはようございます!本日も宜しくお願いします!今月はどんな話題を紹介して頂けるんでしょうか?」 という質問からはじまって、「『行列のできるスーパーマーケット』です!10月末にウェグマンズというスーパーマーケットがニューヨークに初オープンしまして、」…と具体的な説明に入るという流れに整理してもらいました。実際の出演でもそんな感じで入ったと思います。

ちなみに、この原稿ができる間にラジオ局側ではミュージック・ナビゲーターやスタッフさんを交えた社内ミーティングで打ち合わせもしているので、たった7分ほどの出演にかなりの時間と人が関わっているんですよー。

これだけ手間をかけてようやく準備終了ですが、実際の出演で原稿を読むように話しても仕方ないので、自然の会話にするわけですが、話が脱線することもあれば、ミュージック・ナビゲーターさんのその時のプロの感覚で話がより盛り上がるだろうと思われる質問や疑問も投げかけられたりします。

あと、生出演なので、前のコーナーが長引くと出演時間が5分ということもあったり、逆に話が盛り上がって10分超えることもあったり、そもそも電話が突然切れるということも!

なんやかんやあってようやく完成するので、ラジオ局のプロの編集者さんやプロの話し手のミュージック・ナビゲーターさんがいないYouTubeでどこまで作れるのか、正直、まったく自信がないですが、これまでのラジオ出演の経験を参考にしながら作っていこうと思います。

あと参考までにですが、もし、ラジオ出演のオファーをもらった場合、ラジオ局側が原稿を用意しないような雰囲気の場合は、率先して自らスクリプトを送るくらいのほうが良いです。過去に1度、スクリプトがまったくなく、こんな感じの話でお願いしますと言われたままで、まったく別方向に話が飛んで内容がぐだぐだだったことがありまして、大反省のあまりその時の出演料の受け取りを辞退しました。

若く経験すくなかったこともありますが、経験した今だからこそ事前の原稿作りは大事と感じています。

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