デジタル時代にあえてプリントの良さも。スマホの家族写真整理術

 

家庭教育アドバイス…「見返すほどに価値を増す」

子どもが落ち込んだり、挫折したりしたとき、親としてできることの1つは「子どもに共感」すること。加えて、もう1つできることがあります。と言うよりも、ぜひしてほしいことがあります。

それは、これまで頑張ってきたことを思い出させ、周囲も、子ども自身もそれを認めることです。そこで写真の出番です。写真は「自分が頑張ってきた証拠」だからです。

頑張る姿、悔しがる姿、達成感溢れる姿など、瞬間瞬間を捉えているからこそ、その写真を見て当時の感情が蘇ってきます。また、一緒に写る親の姿を見て「一緒に喜んでくれた」「いつもそばにいてくれた」「愛されている」という感情も出てきます。こうした感情は子どもの「自己肯定感」を高めます。また、自信を取り戻し「自己効力感」も高まります。

人の記憶は思いの外あやふやです。写真に撮ったものを家族で見返すことは、当時の感情を思い出し、「夜泣きで大変だったけど、私は頑張ってたな」と親自身の自己肯定感があがったり、「部活でこれだけのことをやってきたんだ」と子どもが自信を取り戻したりできるとても素晴らしい時間です。新婚当初の写真を見て、「お父さんお母さんみたいな家庭を持ちたい」などと家族の大切さを感じたりするかも知れません。

デジタルデータがなく、プリントしてアルバムに整理するのが当たり前だった頃は、家族みんなで写真を見る団らんの場がありました。子どもの思いを共有する時間でもあったのです。写真の整理を通して、家族と思いを共有する時間を作ることをお勧めします。自己肯定感や自己効力感がアップすること間違いなしでしょう。

image by: Shutterstock

家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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