筋トレのプロが実体験から指南。「停滞期」を打開する5つのヒント

 

3.まとまった完全休息をとる

週に1日、2日のオフをとられているのだと思いますが、数カ月に1度くらいの頻度で、数日間の完全休息をとるとトレーニングの質がグッとあがることがあります。

私も年間300回のワークアウトを標ぼうしているだけに、どうしてもまとまったオフはとれません(とろうとしません)。万が一の事態に備えて、なるべくトレーニングの回数をこなしておきたいと思ってしまうからです。

しかし、毎年12月になると回数の貯金も出来て余裕が生まれるので、そこでまとめて一週間弱ほどの完全休息をとるようにしています。その後、年始スタートだと少し乗り遅れ感がでるので、年末スタートの感覚で一年のトレーニングを始めるようにしています。

もしこういった休息を年に数回とれたら、きっとトレーニングの質はもっとあがるだろうなといつも感じています(実践できていませんが)。

4.サプリメントを活用する

既にされているかもしれませんが、やはりサプリメントは効果的です。トレーニング後のプロテインと糖質(MD)、トレーニング中のBCAAとCCD、朝食後のプロテインくらいは最低でも押さえておきたい感じです。年齢的に疲労感が課題の場合は、エキストラアミノアシッドも就寝前に飲むといいです。

サプリメントではありませんが、夜以外のタイミングで白米などのカーボを少しプラスαとして取り入れるのも、バルクアップ的にはお勧めです。

5.ライバルを見つける

ミスターユニバースの杉田会長の現役時代のトレーニングは、もう漫画といってもいいくらいの内容でした。スポコン漫画でも書けないくらいのボリュームと強度なのですが、何故それほどのトレーニングが出来たのかを会長に尋ねたところ、当時は重村会長や宮畑会長といった意識すべきライバルがいたからだとおっしゃっています。

きっとライバルはもっとやっているだろうという意識から、どこまでやっても満足できなかったそうです。元来の負けず嫌いという性格も手伝ってかと思いますが、自分との比較対象を見つけるのは間違いなく有効です。

ただ、最終的には対ライバルではなく、対自分という世界観の中でトレーニングをしていけるようになるといいなと思います。

image by: shutterstock

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桑原塾塾長 桑原弘樹は、国内大手食品メーカーでサプリメント事業を立ち上げ、全商品の企画開発に携わる一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部PDAなどの立場で、国内外問わず多くのトップアスリートに直にコンディショニング指導を行ってきた。サプリメントは作るだけにとどまらず、「日本で一番使っているのでは」と豪語するほどのユーザーでもあり、年間300回のワークアウトも欠かさない。サプリメントやダイエットなどの分野で、多くの情報が散乱する昨今。サプリメントを作り、自ら試し、活用法を指導してきた、桑原塾長が、本物で価値あるボディメイク情報を提供すべく、スクランブル発進する!!!

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