「コロナ疲れ」に悩むママは、家族にどうSOSを伝えたらいいのか

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緊急事態宣言により外出自粛が続き、3度の食事の支度をはじめとした家事に追われる母親たちが悲鳴を上げています。「辛い」、「手伝ってほしい」そんな思いを口にしても、伝え方次第では、スルーされたり反発されたりでストレスは増すばかりです。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の柳川由紀さんが、家事増の悩みをどう伝え、どう解決していくか、家族みんなに気持ちよく手伝ってもらうための3つのコツを教えてくれます。

ああ大変、もう限界

先日、夜中にオンライン相談がありました。「緊急事態宣言も全国に発出されて世界的にも大変だとはわかっていますが、家族が丸一日家にいるのはもう限界です。毎日、家族5人分の食事の支度をし、その後、家族全員分の食器を洗う。これが日に3度も繰り返されます。

その間には、山のような洗濯物を洗って干し、散らかし放題の部屋を片付け、なるべく家族が快適に過ごせるよう不機嫌にならないように頑張って、気づけば1日が終わっています。もう無理、しんどいです」

確かにママ一人の負担になることが多く、大変です。すごくよくわかります。一方で家族は、ママに甘えて、当たり前のこととしてスルーしてしまいますしね。じゃあ、そんな気持ちを、どう伝えるか!3つのコツをご紹介します。

1.素直な気持ちを穏やかに言う

毎日大変で疲れている、ということを家族に伝えましょう。「母親だから頑張らなくては」「ママだから当たり前」という考えはよくありません。

また「あなたたちのためにやってるのよ」という押しつけもいけません。確かにご家族のためにやっているのですが、このように言われた側は「別にやってほしいなんて言ってない」と言いたくなる「売り言葉」です。そこで、「I(アイ)メッセージ」を使って相手にヘルプを求めましょう。

  • 「今夜の夕飯はみんなが作ってくれると嬉しいな」
  • 「食事の後片付けはみんなでやってくれると助かる」
  • 「疲れちゃった、手伝ってほしいわ」などです。

2.役割分担をする

家事は見えないものも含め本当にたくさんあります。そこへ、普段はいないはずの時間に家族が居るとなると、家事は増えますし、ストレスも溜まります。そこで、家に居ることになった家族には、家事を分担してもらいましょう。特にご主人の協力は欠かせません。

話し合って、朝食担当をはじめ、食後の食器洗いや子どもの寝かしつけ、洗濯物の取り込みや畳み、部屋の掃除などできるものをお願いしましょう。子どもにも、できるだけ家事の手伝いを促します。

「家族の中の自分の役割」を明確にすると、責任感が生まれ、感謝されることの喜びも知ることができます。そして、自分の存在価値も改めて実感できます。この「存在承認」、とっても大切です。次回のメルマガで「存在承認」について詳しくご説明しますね。

3.感謝の気持ちを言葉に出す

「そうはいっても結局私がやる羽目になるのよね」というママが多いのも事実でしょう。黙っていると不満が溜まり、ストレスが大きくなってしまいます。大変だ、と思ったらその気持ちを言葉に出しましょう。「ああ疲れた。ちょっと休憩するから手伝ってー」と。手伝ってくれたら、「手伝ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。

感謝の気持ちを口にすると、不思議なことにストレスや不満が軽減されます。これは、人に備わっている心の仕組みがそうさせています(詳しくは動画をご覧ください)。
ユキの親トレ塾 – YouTube

同様に家族のみなさんは、ママに対していつもありがとう、という気持ちを口でしっかり伝えましょう。「ありがとう」は魔法の言葉です。言うときも、言われるときも、不思議ですが皆さん笑顔になっています。

疲れた時こそ素直に気持ちを声に出し、それに対して家族は感謝の気持ちを伝えましょう。お互いに笑顔が生まれ、「ああ大変、もう限界」という気持ちが、すぅー、っと消えていくこと間違いなしです。

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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