武田教授が暴露。日本で分別やリサイクルの大嘘がまかり通る理由

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7月1日から始まるレジ袋の有料化について、前回、「レジ袋」追放運動という名の金儲けトリックで、環境問題を装った金儲けの手口だと暴露した中部大学教授の武田邦彦さん。今回のメルマガ『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』では、こういったゴミの問題やリサイクルの問題の大嘘が、専門家を集めた国の委員会を通過してしまうカラクリを説明。自分のことしか考えない学者や官僚たちの実態を明かしています。

委員会には無関係な「日本環境の悪化」と「資源の無駄遣い」

「武田先生、そんなに頑張って分別に反対しなくても良いんですよ。どうせ、女性と老人は暇なんだから」とある東大教授が国の委員会で私にそっと耳打ちしたことを思い出します。

それはもっともな話で、すでにテレビや新聞が「資源がなくなる、廃棄物貯蔵所が満杯になる」と繰り返し放送し、政府もそれに応じてかなりのお金(税金)を準備している。あとは大学の先生方で構成される国の委員会で「分別が望ましい。リサイクルすれば資源が節約できる」というお墨付きをもらえばよいだけになっていました。

そしてその委員会に出席しているメンバーにしてみれば、国民は分別に従っているのですし、お金はすでに準備されている。もし武田が反対しなければ委員会の報告を書くことができ、そこに出席している先生方は数千万円の研究費をゲットでき、関係のある官僚は天下り先を確保できるのだから、なにも問題はないのです。

ただ、損害と言えば、日本の環境が悪化することと、資源を余計に使うことですが、そんなことはその委員会に出席している先生方や官僚には何の関係もないのです。

その委員会はほとんどが東大出の人でしたが、確かに、小学校から大学卒業まで「自分のために頑張れ」とは言われ続けてきた反面、「人のために考えろ」などということを習ったことはない人たちばかりです。その中で私が「みんな朝は忙しいのだから、意味のない分別などをさせるのは可哀そうだ」などと言っても、「何のためにつまらないことを言っているのだ。お前が賛成すればお金はすぐもらえるのだから」と言う方がまともとも言えます。

「意味のない分別を忙しい主婦にさせるべきではない」とか、「膝が痛い老人に分別したものを持たせるのは可哀そうだ」などと言う私の方がよっぽど変人で奇妙だとも言えます。むしろ、私は何才のころ、どこで「他人のことを考えろ」と習ったのでしょうか?習った覚えはないのです。おそらく昔の本や人の話を聞いているうちに、錯覚(自分だけのことを考えればよいのに、人のことを考える錯覚)に捕らわれていたのでしょう。

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