修羅場でもいいんだよ?大人の「コミュニティ内恋愛」はこじれてからが本番だ

 

目指すならサーバントリーダーシップ(支援型リーダーシップ)

これまで組織はトップダウンで動いてきました。それはコミュニティでも同じです。しかし、21世紀型のリーダーシップは「サーバントリーダーシップ」で動きます。

「サーバントリーダーシップ」とは、アメリカのロバート・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップ哲学で、「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というものです。つまり、これまでのようにトップダウンで上から下に指示を出す「支配型リーダーシップ」ではなく、コミュニティメンバーそれぞれが持つ力を最大限に発揮するためには何をしたらいいかを考える。そして各個人が最大限力を発揮できる環境づくりをするのがリーダーの役割なのです。

だからリーダーがかわいそうなくらい一生懸命やっていると、まわりが「手伝ってあげないと組織が回らないよね」といって、サブリーダーが誕生し、メンバーそれぞれの自主性が育ち、組織として育っていきます。こういう形の方が僕は健全だと思います。

そのため最初から「これやってくれない?」とお願いするよりかは、まずはリーダーが全部やってみせて、そこにどれだけの作業がかかっているかと言うことをみんなに知ってもらう。その中で自発的にこれをお手伝いするよと言う人が現れるのを待って、それぞれの人にお願いをしていくと言うのがベストなやり方です。山本五十六氏の「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」という言葉がありますが、まさにこれですね。

僕自身もコミュニティ運営にかかわっていますが、完全にこの形です。まずは、コミュニティのリーダーである自分が率先して動く。僕はなんでもやりますよ。タクシーを止めるときも僕自身が一番先に走って止めにいくし、セミナー会場のセッティングなどもやります。その姿を見たまわりのメンバーが「リーダーが大変だから、支えないと!」ということで、今必要なことはなんなのかということを自ら考えて行動しだすのです。これがうちの文化になっています。

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多くの人が仕事や人生において困ること。この力がないことで、どれだけ多くの人が悩んでいることでしょう。仕事が進まない、起業したがうまくいかない、恋人ができない、実はこれら全ては共通する問題により起きています。 それは、『人が集められない』 ということ。毎月1000人が集まる講演会を成功させるベストセラー作家であり起業家の岡崎かつひろが教える、コミュニティ作りと集客の秘訣。人が集まる自分になるための一歩を踏み出しましょう。

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