是非やってみてくださいね。いや、ホントにいろいろ分かるんですよ。人間関係が(*^ー゚)。実際、自分自身の家系図でやってみて、とても面白かったです。書いてみた感想ですが、壮大な家系図を見た時のような
- なんともいえない納得感
があるんです。あの叔父さんや、あのお祖母ちゃんを思い出しながら書くからでしょうか。そこでやりとりされたであろう、喜怒哀楽を思い浮かべると、長大な時間の流れの中に
- 自分の人間関係の悩みもある
ということが理解できるからかもしれません。
なにより驚いたのが
- 関係性の良し悪しが受け継がれている
ことです。
- 険悪な関係は、数代前から険悪
- 良好な関係は、数代前から良好
みたいなんです。まあ、私自身や良く知っている人で書いてみただけの感想ですけどね。人間関係が文化で、文化が受け継がれるとするなら、これは当たり前かもしれません。親の人間関係の有り様を見ながら育つわけですから。
ただ、ハジメから険悪だったり良好だったりすることはないはずだし、永遠にそのままのはずもないでしょう。どこかに始めと終わりがあるんです。もっとも「始め」は数代遡ってしまうと、ほとんど分かりませんよね。他方、逆の「終わり」は分かります。悪い関係が文化としてあったのにある点から良くなっているとしたら、それは
- その人が良くなるよう頑張った
ということです。
まあ、私の実父は、身内にとても甘いところがあるんです。いや、甘いって良い意味じゃないんですよ。具体的には言わないけどさ( ̄∇ ̄;) しかも、その甘さは、少なくとも祖父の時点で既に存在していましたんです。
ところが、一族の男である弟には受け継がれませんでした。弟は、厳しいところは痺れるほど冷たく、容赦のない男です。一時的な甘い顔が結局は不幸の種になるということをどこかで学んだのでしょう。彼の息子たちには、おそらく甘い顔は受け継がれないはずです。弟が頑張ったんですね。
家族間で引き継がれる人間関係の文化が誰で終わっているのか。それがどうしてなのか。まだ終わっていないなら、どうしたら終わるのか。一対一の関係でだけ考えると分からないことが、数世代数代同じことを繰り返しているとすると、解決の糸口が見えてくるのです。
- おカネで苦労している
- 浮気しがち
- お酒などで健康を損なう
などです。悪い文化がまだ終わっていないなら、
- あなたが
頑張ったらいいんじゃないかと思うんです。いや、数世代分の悪癖を自分一人で背負えないと思うなら、それはアリです。但し、その悪癖にあなた自身が悩まされ続けることになるし、あなたの後の世代も苦しむことになりかねないわけですけど。
人間関係をプラスした家系図・ジェノグラム。一度書いてみて下さい。
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