損得にこだわるほど損。誰もやりたがらない仕事で「厄払い」せよ

 

でも、それは将来にツケを回しているだけなんですよ。こころある先輩や上司が、その有様を見たら、さりげなく諭してくれるというか、指摘してくれるモノなんですが、そこで自分で気付かないと、つまりこのビヘイビアを矯正しないと、上の立場に就いた時に神様から清算を迫られます。

実は人に於ける不運って、これが現象化した状態のことを言うんです。あなたが過去、自分の利益だけを考えて、自分だけはソンをしないように生きて来たことのツケが、不運という形で支払わされているんです。

同じ会社に3年以上いるのに、人望が無い人って、自分がソンをしないように振る舞うことに長けていたりするんですよ。あなたのために身を挺してくれるような存在がゼロならば、あなたもその種の人と同類項だということです。

こうならないためには、ニッコリ笑ってそんなソンを受け入れたら良いんです。仕事には損な役回りって一定の時間軸で必ず起こりますから。誰もやりたくないけど、でも誰かがやらなきゃならない仕事、例えば撤退戦とか、事故やクレームの後始末なんて業務はそれに当てはまるでしょう。

そんな仕事はいくらやっても加点ポイントにはなりにくいので、みなさんやりたがらないわけですよ。同じように、お客さんのサポート業務なんてのも、営業のような華やかさはないですし、しょっちゅう文句ばかり言われる、どちらかといえばメンドーな仕事なんです。

毎回とは言いませんが、今までその手の仕事を避けて来た人は、一度はそれに飛び込んでみて、面倒な仕事を体験したら良いと思いますよ。これが簡単にできる厄払いですから。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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