小中学校の教科書を自宅用に買う
「置き勉」って聞いたことありますか?教科書や資料集等を学校に置いておくことですね。宿題などで必要な時は、持って帰ることになります。うちの子の学校は20年以上前から「置き勉」でした。電車やバスを使う子が多かったこともあり、登下校時の子どもの負担を軽くするために行われていました。
うちの子は小柄だったので、置き勉は大変助かりました。しかーし!問題もあるんですよ。
そうです。忘れて帰ってくる問題です。当日の宿題に必要な教科書を学校に置いたまま下校してしまう。はい、我が家でも何度も経験しております(涙)。
一旦下校してしまうと取りに戻るのも大変で、小1の割と早い時期に「教科書をもう1セットを自宅用に買う」といいよとアドバイスされました。お値段も市販の参考書と比べると、破格の安さ!大体一冊400円前後です。
これが意外と役に立つんですよ。子どもから勉強に関して質問された時に、子どもたちが学習している内容や、やり方が親世代とは違うことが結構あります。そんな時に手元に教科書があればすぐに確認できます。むしろ置き勉対策よりも、こちらの方が役に立ったかもしれません。
教科書の購入は、市や区に教科書供給所があります。供給所の所在地は、学校所在地と教科書供給所で検索すると調べられます。新年度の教科書は5月中旬頃から購入可能になりますので、在庫を含めて事前にお問い合わせしてみてくださいね。Amazon等の通販の場合、前年度版だったりするので、ご注意ください。
また、海外在住の方も教科書を入手する方法はありそうです。現地校のみだけど、帰国予定のある場合は、入手を検討するのもアリですね。以下は文部科学省のHPからの抜粋です。
● 教科書Q&A
Q 海外赴任しますが、子どもの教科書は無償で給与されますか?
A 海外子女教育の推進を図るため、国は小・中学校用教科書を購入し、世界各地に所在する大使館等の在外公館に送付して日本人学校・補習授業校の児童生徒を始め広く海外に在留する児童生徒に無償で給与するとともに、年度途中で出国する児童生徒に対し、財団法人海外子女教育振興財団に委託し出国前に教科書を給与し、海外における学習活動に支障が生じないよう措置しています。
今回の「教科書」は検定教科書です。私立中学校等で使われている検定外教科書は、個人ではほぼ購入できませんので、ご注意くださいね。
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