大坂なおみ、東京五輪の出場を辞退か。深刻なうつ病でメンタルは崩壊寸前、メダル獲得の重圧で更なる病状悪化も

2021.06.14
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by tututu
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女子テニスの14日付世界ランキングが発表され、大坂なおみ(日清食品)はシングルス2位で前回と変わらず、初めてとなる五輪の出場権獲得が決まった。時事通信などが報じた。オリンピック出場権は、このランキングでシングルス上位56人、各国・地域最大4人までに自動的に与えられる。しかし、うつ病を告白した大坂が実際に出場するかどうかは微妙な情勢となっている。

大坂なおみが東京五輪の出場権を獲得

大坂が念願だった東京五輪の切符を手にした。出場すれば日の丸を背負い、世界の強豪たちと戦うことになる。また、男子シングルスではランキング56位の西岡良仁(ミキハウス)と57位の錦織圭(日清食品)も代表入りを確実とした。

5月30日に開幕したテニスの4大大会、全仏オープンで大坂は精神的負担を理由に、1回戦勝利後の会見を拒否。2回戦を前にうつ病を告白し大会を棄権し、世界中に衝撃を与えた。

大坂は体調などを考慮したうえで、来月開幕する東京オリンピックについては、「出場したい」とする意思を示している。

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しかし、その後は大坂の病状を伝える報道は出てきていない。長い間、うつ病に悩まされていたということから、全仏オープン棄権からわずかの期間で復帰することは困難だという見方が強い。

一般的にうつ病は十分な休養をとることが治療の第一歩といわれ、そのうえで適切な薬物治療を行うことで、1~3カ月ほどで症状が軽くなっていくとされている。だが、人によっては半年以上かかるケースもあるという。

東京五輪は日の丸を背負ってプレーするという、普段よりもプレッシャーがかかる試合となることから、出場するにはかなり強いメンタルが必要となる。心の病を負った大坂にそれを求めるのは酷な話となってしまいそうだ。

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日の丸のプレッシャーにメンタル崩壊の危機

かねてから会見の義務に疑問を抱いていた大坂なおみ。

全仏オープンでは罰金1万5000ドル(約165万円)を課され、今後も違反を繰り返せば、より多額の罰金や4大大会出場停止という厳しい制裁を与える可能性も示唆された。

では、もし大坂が東京五輪に出場して、同じように会見を拒否するなどしたらどうなるのか?

東京スポーツによると、五輪での競技後の会見は国際オリンピック委員会(IOC)がガイドラインを定めており、記者会見の対象者はメダリストとなっているが、たとえ参加しなかったとしても罰則などの定めはないという。

なお、メダルを逃した選手は競技ごとに設けられたミックスゾーンを通るが、取材を受けるか否かは選手および各国オリンピック委員会の判断にゆだねられている。

日本の代表として世界の舞台で戦うことを望んでいた大坂。

東京五輪で日本代表として出場するため、大坂はアメリカの市民権を放棄してまで、この大会を念頭に活躍を続けてきた。

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それだけに本人も出場したいのはもちろんだろうが、まずは自身の治療を第一に考えることが大切だろう。

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