ゴルフレッスン歴38年のプロが伝授する「最高のバンカーショット」習得法

 

バンカー技術の順番

ゴルフはティーショットからパットまでを繋げる技術になります。

上記の内容を理解した上で具体的な内容に進みます。

戦略がしっかりしていてもイレギュラーな出来事がおきるのがゴルフです。

実際にバンカーに入ってしまった時、最初にクリアしなければならない技術は?

「1打でバンカーから脱出する!」

バンカーレッスンから感じる停滞ゴルファー思考をお伝えします。

基本的に停滞ゴルファーは2段以上レベルアップの魔法探しの旅を生涯、続けます。

最初はバンカー脱出を目的にしていますが1度脱出すると、いきなり…「でもピンに寄っていない」と発言します。

レッスンコーチの立場からのコメントは?

「しっかりと1打でバンカー脱出技術を体得してほしい」

私のアドバイス後に数回、脱出しても100%自分の技術になっていない事を理解する必要があります。

今回は、バンカーから1打で脱出できる基本法則をお伝えします。

ワラジの法則を理解する

この言葉を使い始めてから何年経ったことか?

バンカーショットを理解する上で「ワラジの法則」がとても大切になります。

バンカーショットをプレイした後、練習での1打後、すべて、このワラジ(砂跡)を確認する習慣を持ってください。

  1. 脱出できないワラジ~1
  2. 脱出できないワラジ~2
  3. 脱出できるワラジ

この3種類の砂跡を常に確認する事で脱出できない原因や脱出できた原因が分析できるようになります。

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脱出できないワラジ~1

バンカーから脱出できなかった時、最も多い「砂跡」になります。

バンカー恐怖症の砂跡は90%以上が、この形になります。

ボールの、かなり後ろから入り、ボールの前(飛球線)の砂が取れない状態だと理解してください。

それぞれの原因がありますが「ロジカルゴルフ~5大停滞感情」の2番目が働く事をレッスン活動から感じます。

つまり…「上げ上げ感情」になります。

停滞ゴルファーはボールを「すくい上げようとします」。

この砂跡の特長は「アッパー軌道でインパクトする事」を理解してください。

脱出の砂跡はもっとボールに近い位置からインパクトする必要があります。

バンカー恐怖症の多くはこの砂跡である事をお伝えしますので、脱出できなかった時に、この砂跡かを常に確認する冷静さと習慣を持ってほしいと思います。

脱出できないワラジ~2

2種類目の脱出できない「砂跡」を解説させていただきます。

前項のヒットポイント(ボールに対して後ろ過ぎ)が改善されているヒットポイントですが、インパクト後の砂跡が短い状態になります。

インパクトの長さが短い為に、十分なエネルギーが伝わらない為、距離が出ない事で脱出できなくなり。

しかし、ヒットポイントが修正されている事で硬い砂などの時は脱出も可能かと思います。

脱出できるワラジ

脱出できない砂跡の多くは上記の項目2種類が多いことをレッスン活動から確認しています。

バンカーショットの1打脱出技術で大切な「ワラジの法則」になります。

バンカーからの1打は砂の量を豪快に取る必要があります。

特に女性ゴルファーは通常のショットでもターフを取る事が怖いようです。

バンカーが苦手な場合、砂を思い切って掘るような技術に恐怖心があるようにも思います。

砂質に関係なく「ワラジの法則」は機能しますので、脱出の砂跡をしっかりと理解してほしいと思います。

脱出の砂跡はボール近くから鋭角にヒットして長いインパクトを作る必要があります。

この砂跡を取り、ボール先の砂がバンカーから出ればボールは脱出します。

ナイスバンカーの時に「この砂跡か?」を確認してください。

動画解説

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