このまま円安が続けば、日本の領土が「中国のもの」になるという地獄絵図

Image of a weak yen and a strong dollar
 

中国は侵略が好きなように思われているが、それは蒙古民族や満州民族が国を握っているときの話で、漢民族政権の時代は、周辺国を侵略するのでなく、朝貢を受けて臣従させることが基本パターンだ。

そこを考えると、中国がブラフでやっている軍備拡張より、円安のほうがよほど怖い。

いたるところが中国に買われて、日本国内で日本人が入れない土地が増えていく。きれいな観光地も、水資源も中国がどんどん買っている。

韓国も今後似たようなスタンスになるだろう。

日本人は、従軍慰安婦を騒ぐ人など反日の左翼韓国人を嫌うが、実は統一教会を含め、韓国の右翼は利用できるときは日本を利用するが、最終的には日本人が韓国人にヘイコラしないといけない国になることを狙っているはずだ。

そこにまったく気がついていないのが能天気な日本人だ。

1ドル200円になれば、日本はバーゲンセール状態になる。

1980年代半ばに1ドルが200円の壁を超えたのに、それに逆戻りということだ。過去に日本の企業や政府が努力して、円の価値を上げていったのに、台無しで、昔と違って外資といえばアメリカでなくなり、中国や韓国になったことが忘れられている。かくして、中国人や韓国人に知らないうちに侵略され続ける。

民主党時代、円高が進み、コテンパンにたたかれ、今でも暗黒時代とされる。
この刷り込みをマスコミと自民党がやってきて、円高が悪いことのように言われるわけだが、この刷り込みをアホマスコミと、アホ自民党にやったのはおそらく旧統一教会だろう。

旧民主党も1ドル80円に戻しますくらいのことを言えれば応援したくなるが期待薄のようだ。

※本記事は有料メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』2022年10月22日号の一部抜粋です。

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高齢者を専門とする精神科医、学派にとらわれない精神療法家、アンチエイジングドクター、そして映画監督として、なるべく幅広い考えをもちたい、良い加減のいい加減男。

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