仕事でもプライベートでも必要になる「集中力」を使い分けられたら便利だなと思いませんか?メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんは探偵業務の「張り込み」の経験を重ねた結果、集中力に種類があることを見出したようです。
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探偵の「張り込み」から考える集中力の違い
仕事でも趣味でも、集中力を使い分けられたら便利です。一般的には、集中力というのは1つの形しかないと思われていることでしょう。しかし、探偵を長くやっていて「張り込み」を長時間経験した結果、どうやら集中力には数種類あるのではないかという結論にたどり着きました。
張り込みとは、対象者の次のアクションまで対象者が現れる場所や出入口、はたまたその人物を「ずっと監視している」状態のことです。ずっと監視していなければならない理由はもちろん、いつ動き出すかわからないからですね。張り込みを開始してから5分で動きがあることもあれば、12時間一度も動きがないこともあります。ぼーっとしていると監視先の些細な動きを見逃してしまうかもしれませんので、ある程度集中して監視をしなければなりません。しかし、執筆したり計算したりするならまだしも、見ることだけで集中を維持することは難しいです。そんな時に自然とやるのが、「ぼーっと集中する」という集中の仕方です。
イメージとしては、対象物を見続けるのではなく、対象物の周辺をなんとなく見続ける感じです。例えば授業を受けたりセミナーを受けたりする時は、こ「ぼーっと集中する」方法で聞いていると思います。逆にテストを受ける、セミナーで学んだことをまとめるというアウトプットの時は「完全集中」でこなしています。つまり、無意識に集中に注ぐレベルをコントロールしているのです。
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