「悩んでいる」ことを、ChatGPTが「考える」ステージに押し上げてくれる

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問題を小さく分けて考える

だから不安というのは問題自体が解けないから悩み続けるのであって、ある程度問題を小さく分けて分解すると解決できるというふうになる。

なので、ChatGPTに箇条書きで答えてとかステップを教えてということで、まさに小さく分けて考えるということの壁打ち相手として最高なんですよね。

僕の好きな言葉で任天堂の元社長である岩田聡さんが「問題解決とは一個一個の解決が自走するまで小分けにすることである」という言い方をしたんですよ。

まさに小分けにしてくれるということをChatGPTと壁打ち相手をしながらやるといいです。

あとはGPTというのは質問に対して確率が高そうなことをランダムに生成してくれるもの。

だから質問というのはリジェネレート、リロードボタンを押すといろんな方向から答えを出してくれるんですよね。

なので、壁打ち相手としてさっき言った「〇〇を箇条書きにして教えて」と何回もリロードすると「こういう小分けの仕方があるんだな」というのがわかる。

そうすると悩むというステージから考えるステージに変わる。

そして考えるステージに変われば、一個一個を問題解決するというふうに変わっていくから不安を減らすことができる。そのためにChatGPTはめちゃくちゃ使えるんですよね。

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IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

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