あなたは電車で子どもが騒いでいるのに注意しない親へ何と話しかけるか?

back of asian child or kid girl enjoy standing in bogey of sky train or electric train with underground railways or subway metro and holding rail for happy travel or transportation fun in city street
 

村長はカヤックが趣味で、時間があればカヤックで川下りをしている。僕がやっているのは、ホワイトウォーターカヤックと言って、激しい流れの岩場などを小さいカヤックで下ったり、瀬遊びをしたりといったジャンル。

川下りをしていると、目の前に大きな岩が並んでいてその先が見通せない場所がやってくることがある。どんな場所かは、ブログに写真をあげておいたからそちらを見てみてほしい(手前の岩の右側、右奥の岩の左を抜けるルートを下る)。

喜多川泰のブログ「日々のこと」

こういう場所に差し掛かったときどうするか。多くの人にとって選択肢は二つ。

・怖いからやめる。
・勇気を持って行ってみる。

のどちらか。「行く」か「やめる」か。

危険を回避するという意味では「やめる」のがいい選択かもしれないが、それだと成長できない。かといって、先がどうなっているのかわからないのにとりあえず行ってみる、というのは勇気とは違う、あまりにも無謀で危険な行為。

だから第三の選択肢をとるのがいい。「スカウティング」をするということだ。

この岩場の手前で、一旦カヤックから下船して、岸に上がり、これから下る瀬の様子や、その先の様子を上から見に行くんです。それをスカウティングと言う。

そうすると、比較的安全なルートや、岩を抜けた後はどこに向かっていくのかという計画が立てられる。自分の実力で行ける場所かどうかも事前にわかるし、危険があるとしたらどの部分かということも事前に考えておくこともできる。これをするだけで、危険度は大幅に下がる。

このスカウティングも言い方を変えれば「学び」です。手間はかかりますが、適切な判断をする上では不可欠です。

この記事の著者・喜多川泰さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • あなたは電車で子どもが騒いでいるのに注意しない親へ何と話しかけるか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け