なぜ、あなたの転職エージェントは「ぴったりの仕事」を持ってこないのか?

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転職する際、頼りにしたいエージェント。しかし、それも種類があることを理解しないままでは無駄な時間を過ごすことにもなりかねません。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんが、エージェントの種類と、自分に合ったエージェントについ解説しています。

ディープなエージェントを使った方がいいよ

エージェントを上手に活用した方が良いよ、という話をしました。

では実際にエージェントに登録をするとして、どういうところに行けば良いのかを解説します。その前にエージェントには2つのタイプがあることを知っておいてください。一つは、リクルートとか、パソナとか、マイナビのような大手です。ここは大手なので、様々なもっといえば雑多な案件が転がっています。間口を広くして、色々な会社の話を聞いてみたいという場合には役に立ちます。

もうひとつは、超ローカルで場合によっては法人化もされていない、個人がひとりで経営しているようなエージェントです。これは多くの場合、業界や業種に特化しています。例えば私の場合にはITにいたわけですが、その中でも外資に特化しているくらいは当然で、ITの営業職専門とか、ITのマーケティングのポジションだけとか、ITのマネジメント職だけを紹介するみたいな感じなんです。

こういう人は元々自分がそういう仕事をしていて、その縁で色々な会社と知り合うようになって、一本釣りのような感じで非常にニッチでディープな案件を持って来るんですよ。これは採用する会社から見たら、こんなニッチな条件の人間を探しているんだけど・・・という案件の振り先がないんですよ。大手のエージェントだと、そこまで細かい条件を出しても、それに合致する人間を、担当者がセレクトできないんです。だってそこまでこの業界、業種のディープなことを理解していないですから。

ところが個人でやっている人は、自分もかつてその業界、業種にいたため、そこに特化した話の理解度、解像度が高いんです。それを理解した上で、候補となる人間を見つけて来てくれるので、ヒットする率が高いんですよ。

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