仕事や勉強をダラダラ続けてみても、あまり身にならないですよね。重要なのはやっぱり集中力。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さんが教えてくださるのは、集中力を切らさずに作業に取り組める方法です。カギは「15分」、試してみる価値アリですよ。
集中力を保つ
何かに取り組んでいて、気がついたら30分、1時間と経っていた…、そういう経験は誰しもお持ちだと思います。
そういう「ものすごく何かに集中していた」ということがある人は、「集中力を発揮することができる」はずですが、これが意外にいつでもどこでも、というわけにはいかないものです。
講義を聞く…、という受け身はなかなか難しいですね。よほど興味深かったり、面白かったり、話の運がうまい講師・先生の話だとあっという間に終わりますが、退屈な講義だと5分ともたないかもしれません。
仕事でも作業でも勉強でも、自分一人でやっていることでも、ついつい他のことに気を取られてしまうこともありそうです。
一般には、人間の集中力は平均して50分くらいは持つ、とは言われています。ただ、実際には50分同じ程度ということではなく、15分程度をサイクルにしたものだそうです。
ということは、15分程度でうまくサイクルを作るようにして作業を進めてみると、快適に集中して作業ができるはずです。
普段の仕事では難しいかもしれませんが、勉強にしてもなんにしても、15分程度を一つの単位にして組み立てると集中力を保ったまま取り組めます。
15分が一つの単位ですと、1時間なら4単位。4つの何かを組み込んでおくわけです。
効率が落ち込んできそうなところで、違う刺激に取り組む。そうするとまた元気になるというのを、あえて自分で組み込んでおくわけですが、どういう組み合わせがいいかはぜひいろいろ試してみてください。
勉強だと、ラジオ英会話などの放送が15分や20分になっているのもうまく利用するといいでしょうね。テキストを読む時間、問題を解く時間、ノートを整理する時間など、そういう分け方もあるでしょう。
仕事なら、メールを処理する時間、書類を整理する作業時間、何か新しいことを企画する時間、報告書を作成する時間…。
だらだらと長い時間するよりも、短くてもパシッと決める。ちょっとお試しください。
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