貴方の残業代、安くされてるかも。割増賃金に含まれる手当の話

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割増賃金となる残業や休日出勤ですが、「基本給から割増」になると思っている方が案外多いようです。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で現役社労士の飯田弘和さんが、間違えやすい残業代の基礎賃金から、除外してよい手当・してはいけない手当について詳細に解説してくださっています。

御社では、残業代の算定の基礎に各種手当を含めていますか?

残業代算定の基礎賃金」といわれても、何のこっちゃでしょ? ザックリいうと、残業代を計算するときの元になる賃金のこと。でも、これを間違えてると、後で痛~い目にあいますよ。

残業や休日出勤に対しては、割増賃金を支払わなければなりません。残業代であれば、2割5分増し。休日出勤であれば、3割5分増し

この「〇割増し」の基礎となるものは何か? これを理解していない方が結構多い。単純に「基本給の〇割増しではないんです。

もちろん、給料の「〇割増し」なのだけれども、割増の計算を行うときに、除外して良い手当と除外できない含めなければならない手当があります。ここをしっかり理解していないと、不要で余分な残業代を支払ったり、逆に、残業代が不足して、労基署につつかれたりするのです。

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