特売セールでわかる「カネが貯まる人」と「いつも貧乏な人」

スーパーの安売り、特売
 

お金が貯まる人は「お金が貯まる行動」をしています。逆に貧乏な人は「お金が貯まらない行動」をしているのです。スーパーでの買い物を例に説明しましょう。(『教育貧困にならないために』川畑明美)※この記事は2017年7月30日、マネーボイスに掲載されました。

普段の生活に現れる「お金の貯まりやすさ」

お金が貯まる人は、お金が貯まる行動をしています。一方、お金が貯まらない人は、お金が貯まらない行動をしています。

例えば、スーパーで買い物をしていたら、「駅の反対側の薬局で特売をやっている」というメッセージがスマホに届いたとします。今いるスーパーからは徒歩10分の距離ですが、あなたは買いに行きますか?

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買いに行くと答えた方は、お金が貯まらない行動をする人です。

そもそも、お店からのメッセージを受け取っている時点で、広告を受け取っているということ。広告には「本日限りのセール!」など期間を限定して購入意欲をはかる言葉がちりばめられています。広告を受け取った時点で、宣伝にとらわれてしまっているのです。

なぜお金の貯まる人は「特売」を無視するのか?

一方、お金の貯まる人は、特売は気にしません。なぜなら「底値」を知っているからです。スーパーで買い物をしていても、底値になっていれば購入しますし、高くなっていれば買わないだけです。

今いるスーパーよりも往復20分も余分にかかる特売品を買いに行って、お料理の時間が少なくなり、結局はお惣菜を買ってしまう…そんなことでは時間もお金もなくなってしまいます。

安いものを探して買うのではなく、底値を知って、普段の買い物で調節できるのがお金が貯まる人の特徴なのです。

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