後は、運転士が火災に早く気づくような仕組みが必要だとか、運転指令所の方にこうした「沿線火災監視」の情報が集まる仕掛けを検討すべきという問題があります。
また、小田急さんの広報対応ですが、真っ黒焦げになった該当車輌の屋根を報道陣に公開して、TVカメラまで入れさせるというのは異常です。ブルーシートかけておいて、口頭で「まだ焦げ臭いが、車内への引火などはなく全く正常」ということを伝えてもらえば十分(事実ですから)であり、やたらに利用者の不安感を煽るのは考えものです。
後は、電車の屋根の難燃性についてですが、基本的に車体と車内は完全に保護されたので「問題はない」のですが、あそこまで「ボウボウ」燃えてしまったということに関しては、検証が必要と思います。仮に、より難燃性を要求するために、屋根の素材を見直すことになった場合は、絶縁性確保を損なわない判断も必要になります。
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