米9月カンザスシティ連銀製造業活動は14だった。8月10から低下予想に反して上昇。22年7月以降ほぼ4年ぶりで最高となり、米国の製造業活動が9月に一段と加速した新たな証拠となった。
S&Pグローバルの総合購買担当者指数(PMI)速報値と同様、需要が強く、新規受注、生産、出荷と総合的に強まった。重要項目の新規受注は24と、2021年12月来の高水準。生産は20と、8月17から上昇。出荷は21と、17から上昇した。
労働週も増加した。ただ、雇用は0で低迷。企業は、不透明感から新規従業員の雇用ではなく、パートタイムで補っている可能性が示唆された。物価圧力が唯一の弱いポイント。原材料コストと、販売価格の差が拡大していることは、企業が、顧客にコストを転嫁する事がさらに困難となっている。調査に回答した企業は、価格の上昇を警告、エネルギー価格に懸念を指摘した。
全米製造活動を示すISM製造業活動指数の9月分は55付近の強い見通しを裏付けると指摘されている。強い結果は10月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを正当化する可能性がある。
アナポールソン米フィラデルフィア連銀総裁は、「インフレ2%回復させることが最優先課題」とし、「緩やかな追加利上げが正当化される可能性がある」との考えを示した。米NY連銀のウィリアムズ総裁は「インフレは課題」、「我々には必要な仕事がある」と、利上げを辞さない姿勢を再表明。ドルを支援する。
◇米9月カンザスシティ連銀製造業活動:14(10)
新規受注:24(16)、2021年12月来の高水準
生産:20(17)
出荷:21(17)
原材料費:68(55)
販売価格:37(36)
雇用:0(0)
週平均労働時間:13(1)
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