ウィルスの侵入を防ごう
寒くなってきて、風邪に悩まされる時期になりましたが、風邪っぽくて、のどに痛みを感じたら、生のニンジンをすりおろして食べるか、搾った汁を飲むといいそうです。
ニンジンには、のどの粘膜を丈夫にするビタミンAや、抗酸化作用のあるβーカロテンがたっぷり含まれているので、普段から、リンゴとともにすりおろして、朝食や食後に食べるのもいいらしいです。
予防策として、ウィルスの侵入を防ぐには、身体が温まり血液循環がよくなるほど免疫機能が高まるそうですので、身体を温める働きがある、ねぎ、にら、にんにく、玉ねぎ、生姜、唐辛子などを使った、鍋、雑炊、おじや、うどん、スープ、などと一緒にビタミン、ミネラルを十分にバランスのよい食事をとることがコツなんだとか。
刺激成分や辛味成分には消化を助ける働き、殺菌効果もあり風邪予防に効果的ですが、のどが痛むとき、胃腸の悪いときには控えたほうがいいそうです。
抗酸化物質の王様、緑茶
緑茶の抗酸化成分はほかのポリフェノールの数十倍の効果を持つといわれます。
最近の研究では緑茶の抗酸化成分(カテキン)はアレルギー反応を抑える効果がかなり強いことがわかっていて、また、骨からカルシウムが溶け出るのも抑えてくれるとか。
熱湯で入れるよりも70度以下で入れたときのほうがポリフェノールの体内への吸収がよくなるそうですよ。
カルシウムたっぷりのかぶの葉
かぶといえば白く丸い根の部分が一般的ですが、実は葉のほうが栄養価が高いのだそう。ビタミンやミネラルをバランスよく含み、特にカルシウムは豊富で野菜の中ではトップクラス。
炒めても生でもいいのですが、葉をぬか漬けにすると、糠に含まれるマグネシウムと一緒に摂ることになり吸収がよくなるそうです。
かぶの葉には発がん物質を解毒する成分がありますが、加熱に弱いのでガン予防効果を期待するには生食がいいとか。
食べすぎには要注意!!
ギンナンの主成分は、デンプン、糖質、脂質、タンパク質、ビタミンA、ビタミンCを多く含み、有効成分には、レシチン、アスパラギン酸、ギンコライドなどがあり、カルシウム、リン、鉄、カリウムなども少量含んでいるそう。
ギンナンには、肺の機能を回復することで、喘息を解消させる働きや夜尿症や頻尿、おりものを止める働きもあるとされているらしいです。
ギンナンの栄養価は非常に高いのですが、1日に大人で5~6粒、最高でも20粒、子どもなら2~3粒が適当で、絶対に10粒以下におさえるようにしてくださいとのこと。
ギンナンには、アルカロイドが含まれるため一度にたくさん食べると、嘔吐、消化不良、呼吸困難などの中毒症状をおこす可能性があるのだそうですので、注意しましょう。
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『美容と健康ひとくちメモ』
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