【豆知識】帰省中の電車でサクッと読める、美と健康に関する7つの話

 

カラダの化学工場

肝臓の細胞は、カラダを構成しているタンパク質が、分解・合成を繰り返す際に発生する人体に有害なアンモニアを尿素に変えて、血液中に送り出し、腎臓から尿として排泄したり、薬に含まれる有害物質を無害な物質に変化させる機能を備えていて、代謝、解毒、胆汁の分泌を担う、カラダの化学工場なのだそうです。

タンパク質を構成しているアミノ酸はタウリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アラニンなどが肝臓の機能をサポートするといわれ、これらのアミノ酸を多く含む貝類やたこ、いか、レバー、牛肉、乳製品、卵、大豆製品などから低脂肪のものを選び、代謝をサポートするビタミン肝臓の機能を助けるミネラルを野菜、海藻からしっかり摂るように心がけることが大切なのだそうです。

食性にあった伝統食を…

カラダの調整をしている「ホルモン」の語源をご存知ですか? ホルモンは、「刺激するもの」、「呼び覚ます」という意味をもつギリシャ語で、眠っているからだを目覚めさせ、成長や代謝を促すという意味をもち、あらゆる臓器や器官に働きかけて調整する化学物質なのだそうです。

ホルモンバランスの乱れは偏った栄養や不規則な食事習慣などが積み重なって起こるので、基本的には人の食性に合ったものが良く、これは、日本人が昔から食べていた伝統食、米と豆の組み合わせ、ごはんに納豆などの大豆加工食品をベースに季節の野菜を盛り込んだ味噌汁、こうした食べ物で三大栄養素をしっかり摂って、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素を補うような食生活にすることが大切なのだそうです。

脳が甘いものを要求するのは?

首の筋肉が硬いと、血管が圧迫されてポンプ機能が低下することによって、血流が低下して糖分が脳に供給されなくなるため、甘いものを要求するようになり、逆に、首の筋肉がやわらかいときには、血管のポンプ機能が正常に働くので、糖分が必要量満たされるようになるため、脳は甘いものを欲しがらなくなるそうです。

また、血流が低下すると、老廃物も流れなくなるので、頭痛やめまい、だるさ、集中力の低下、倦怠感、イライラ、疲労、冷え、眼精疲労、不眠などのほか、胃痛や食欲不振、手のしびれ、吐き気、肌のトラブルなどにもつながるのだそう。

イスに座ったままでもいいので、両手を上に伸ばし20秒程度伸びをして脱力を3~5回くらい繰り返し、首を左右に倒したり、前後に倒したり、回したり、ゆっくりと、首が伸びているのを感じながら気持ちの良い程度に行うストレッチが効果バツグンらしいです。

メラトニンを分泌させよう!!

肌細胞が生まれ変わるには「6時間以上」の睡眠が必要で、寝不足だと、古い肌細胞が残り、くすみや乾燥を招いてしまいますので、肌の新陳代謝をアップさせたいなら、とにかく睡眠が大切なのだそうです。

暗くなるとメラトニンというホルモンが分泌され、脈拍、体温、血圧を低下させることによって睡眠と覚醒のリズムを上手に調整し、自然な眠りを誘う作用があり、またメラトニンには、ビタミンEの2倍近い抗酸化作用があると言われているそうです。

体温は眠る瞬間に下がるそうですが、この急に下がるほど深い睡眠に入れると言われ、入浴して体温が上がり、その体温が急に低下した瞬間、一番眠気がくるそうですので、お風呂から上がったら、少し部屋を暗くして、遅くても1時間以内、できれば30分以内に布団に入るようにするといいらしいです。

image by: Shutterstock

 

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