日本のテレビはなぜ凋落したのか? 海外とは決定的に違うある制度

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世界的に進んでいると言われる「テレビ離れ」。日本も例外ではなく、特に若者世代の間でテレビ離れが進んでいると言われています。メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』のQ&Aコーナーに、現代のテレビ業界に関する疑問を持つメルマガ読者から「なぜ日本のテレビはつまらないのか、今後はどうなるのか?」という質問が、世界を知る男・高城剛さん宛に寄せられています。海外のメディア事情に精通した高城さんが考える日本のテレビの現状と未来とは?

旧態依然とした体制を続ける日本のテレビは変わるのか?

Question

shitumon

今後のテレビについてお伺いします。

今の日本のテレビはものすごくマイナーな立ち位置にあると感じます。

ニーズすら汲みきれていないと感じます。

しかし、未だ影響力はとても大きく、出演者の給与や予算も一般社会からは大きくズレており、テレビで放送されることが世間一般の声のように放送されていることにも疑問があります。

高城さんはテレビが変われば日本は変わると仰っていますが、理想ではなく現実的には今後のテレビというのはどうなるのでしょうか

影響力は徐々に落ちていくとは思いますが、バグルスのVideo Killed Radio Starではないですが、テレビがインターネットに殺される日は来るのでしょうか?

現状では益々テレビの劣化が進んでいますが、レベルの低下は加速するのか? 影響力は弱まるのか? 業界として縮小するのか? などについて見解をお聞きしたいです。

また、海外でテレビが面白い、若しくは業界が健全で活発な国というのはあるのでしょうか? 世界的に日本と大差ない潮流なのでしょうか?

先日はラジオに出演されていましたが、ラジオもテレビ同様偏りが見られ非常につまらないです。

J-WaveやInterFMでも若者世代をターゲットにしているのか、ひどい邦楽音楽が流れ、迎合するパーソナリティが出てたり、30分すら同じ局を聞いていることができません。

今ではセンスの良いぶっ飛んだ人はほぼ皆無で、非常に残念です。

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