墜落した戦闘機をゲーセン前に放置。わが日本は緊張感に欠けている

 

このゲームセンターには、往年の主力戦闘機F104の機体も放置されているようです。そのうち、F4ファントムや国産のF1戦闘機あたりも仲間入りするのではないかと、航空自衛隊のパイロットたちは苦虫をかみつぶしたような表情を見せています。

2011年、鹿児島の第10管区海上保安本部が巡視船を廃棄処分した際、こともあろうに朝鮮総連の議長が経営する解体業者が落札した一件が読売新聞によってスクープされました(2013年4月26日付け)。航跡を表示・保存する装置を操舵室に残したままだったというのですから、これまたひどい話ですが、日本政府は自衛隊、海上保安庁などの行政財産の処分について、国家安全保障上のテーマだという緊張感を持って臨んでほしいものです。(小川和久)

 

 

image by: Instagram(napoyaaa)

 

NEWSを疑え!』より一部抜粋

著者/NEWSを疑え!
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流ビジネスマンとして世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せない。
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