しんと静まり返った冬の星空、とても幻想的で素敵ですよね。この時期に見える星の中でもひときわ明るいのがおおいぬ座の一等星・シリウス。そして、二番目に明るいのが…、今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』でご紹介する、ある星です。「長寿の星」とも言われるこの恒星、目にすることができたらとても縁起が良いとのこと。一体どんな場所でどの方角に見られるのでしょうか?
長寿を願ってみませんか?
寒い日が続きます。夜空を見上げれば、ギラギラと冬の星々が輝いています。
冬は明るい星が多いので賑やかに感じますが、中でもひときわ目を引くのが全天一明るいシリウス。おおいぬ座の一等星です。こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスとセットで冬の大三角を構成しています。
さて、シリウスが全天一だとして、二番目の星はご存知ですか? 全天二番目に明るい星はりゅうこつ座のカノープスという星です。
カノープスはかなり南に低いので、よほど南が開けていないとなかなか見るのは難しい星です。私も一度だけ地平線ぎりぎりに「あ、あれかな?」という感じで見ただけです。
地平線近くなので、赤っぽく見えることから、中国では長寿の星、「南極老人星」と呼ばれています。なかなか見られないので、見ることができたら長生きできる、縁起がいいとされています。
南が開けていて、暗いところに行く機会があればチャレンジしてみてください。そして長寿を願ってみましょう。
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