「完全排除」の代わりに、お勧めするスタンスは「我が家ではナシ」+「特別な時だけOK」です。
本来、それらは「絶対まったくダメではないけれど、常用する生活にはしたくない」という類のもの。家での「普段の生活の中ではナシ」にすることで、それナシの生活を担保しつつ、お出かけ、お泊りなどの家を離れる時・イベントの時には特に禁止せず、興味・関心も満たしてあげる、との運用です。
この運用の根底にあるのは、闇雲に禁止して笑顔を減らすのももったいないし、安易に多用して残念な結果にはならないよう気を付けたいし、という2つの気持ちです。この2つは、おそらく、誰もが持っている親心に共通する感覚でしょう。
ただ、時に片方に偏ったり、片方を忘れてしまったりして、不要な摩擦を生んでしまうのではもったいない。両方を心に留めて、バランス感覚を持って子どもと接してあげられたら、理想的ですね。
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