90年前と全く違う。「赤とんぼ」のアクセントは衝撃変化していた

 

童謡の赤とんぼ」を口ずさんでみましょう。

夕焼け小焼けの 赤とんぼ

です。「ア」の音が高くありませんか?

作曲者は山田耕筰で、昭和2年(1927年)に作ったとされています。昭和初期にはが高かったのです。ちなみに『新版日本語発音アクセント辞典』(NHK出版)では「伝統的なアクセント」として紹介されています。

意外なところで、古い日本語の姿を見つけることができるもんですね。

本文中では「少し前」なんて書き方をしていますが、童謡「赤とんぼ」の作曲は90年も前のことです。

いつごろからアクセントが変わったのか確たる証拠は持ち合わせておりませんが、これだけあれば言葉の姿というのは変わるもんなんだと、あらためて感じますね。

image by: Shutterstock.com

1日1粒!『幸せのタネ』この著者の記事一覧

「楽しく豊かな人生」を送るために役立つさまざまな気づきを,「学び」をキーワードに「幸せのタネ」として毎日お届けします。 心の土壌に「幸せのタネ」を蒔いているうちに,芽が出て,本葉が広がり,いつしかあなたの人生を楽しく豊かなものにかえていくはずです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 1日1粒!『幸せのタネ』 』

【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • 90年前と全く違う。「赤とんぼ」のアクセントは衝撃変化していた
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け