被災していない人の「何とかしてあげたい」が物流を止めている

tane20180712
 

7月5日から西日本で降り続いた豪雨による災害は「平成30年7月豪雨」と名付けられ、広島県などでは川の氾濫やため池の決壊などいまだに被害が続いているところも多いのが現状です。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では著者の須田將昭さんが、被災していない人たちが被災地の人々に対して「いま絶対にすべきでないこと」について紹介しています。親切心からしたことが、かえって現場に悪影響を与えることもあるようです。

周りにできること

7月5日から降り続いた豪雨による災害,気象庁が「平成30年7月豪雨」と命名するほどに規模が大きく、被害も甚大となりました。

このことは、いつどのようにここで取り上げるべきか悩んでいました。まだ状況がつかみきれていません。死者・行方不明者はこれからも増え続ける可能性が高く、今まさに災害対策が進んでいるところです。

振り返ってみてどうだったか…ということではなく、今まさになにをすべきかを考えておこうと思います。

被災された方々は、今、ひたすら日常にもどるために必死の思いで努力されていますから、私たちがあれこれ言うことではありません。また直接的な手助けをする立場の人たちや、それができる位置にいる方たちはそれぞれで動いているはずです。

周りにいる、災害での被害もなく、日常のままにいる私たちがいますべきことはなにかをまとめておきます。

何よりも「すべきでない」ことは、

個人的に支援物資を送ること
知識、装備を持たない勝手ボランティア

といった、被災地の現状をかえりみない「ありがた迷惑」な行為です。

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