マクドナルドとモスバーガー、なぜお互いに事業が成り立つのか

 

経営戦略を立てる

それは、順序立てて戦略を考えていくことです。その順序は次のようになります。

  1. 会社の方向性を明確にする(理念の構築)
  2. 会社の目指すところを決める(目標の設定)
  3. 社会、市場、業界、競合相手の変化を分析する(外部環境分析)
  4. 会社の強みと弱みを洗い出す(内部環境分析)
  5. 事業のドメインを決める
  6. 事業の基本戦略を決める(マーケティングミックス)
  7. 売上・利益などの数値を計画する(計数計画)

それぞれの詳しい説明は省きますが、この中で一番重要なのはどの項目でしょうか。言うまでもなく、それは「理念の構築」です。では、その次に重要なのは何でしょう。それは「事業ドメインの決定」です。

「事業ドメイン」って、聞きなれない言葉ですね。簡単に言えば、「誰に何をどうやって提供するか」ということです。この事業ドメインの三つの要素が決まることで、その次の「基本戦略」がうまく立てられます。

そこで、マクドナルド(「マ」と略)とモスバーガー(「モ」と略)の事業ドメインを見てみましょう。この二社の事業ドメインが全く違うことが分かります。

●誰に

マ:10代の若者から小さい子供を持つ夫婦
モ:大人の年齢層

●何を

マ:早く、安く食べたいというニーズ
モ:ゆっくり、おいしく食べたいというニーズ

●どうやって

マ:駅前の一等地に出店、店内の作業マニュアル化
モ:少し奥まった二等地に出店、注文後手作りで

明らかに違っていますね。事業ドメインが違えばお互いに違った戦略を組むことが出来ます。ですから、同じハンバーガーを販売していても、お互いの事業が成り立つのです。これで、事業ドメインが重要だということがおわかりでしょう。

そして、もう一つ、事業ドメインの重要性を示す事例があります。

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