『麒麟がくる』のタイトルに込められた思い
19日夜からスタートした『麒麟がくる』。主人公・光秀を演じるのは、長谷川博己さん。室町幕府が衰退する中、下克上がかなう時代になった1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描していくストーリー。
領地を荒らす野盗を撃退した際、明智光秀(長谷川博己)は、その頭領が持っていた「鉄砲」という見たことのない武器に興味を持つ。美濃守護代・斎藤氏の名跡を継ぐ斎藤道三(本木雅弘)に掛け合い、ある約束と引き換えに、鉄砲がどういうものか探る旅に出る。堺ではひょんなことから三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)に気に入られる。次に向かった京では、名医と名高い望月東庵(堺 正章)と出会うが、大のばくち好きで、本当に名医なのかヤブ医者なのかわからない。そんな中、大名同士の抗争が始まり、町は大火事になる…(NHKよりあらすじを引用)。
期待は高まるばかりですが、ドラマのタイトルにもなっている「麒麟がくる」とは、一体どういう意味なのでしょうか? 放送開始前から、「ピンとこない」「タイトルの意味がわからない」などという声がよく聞かれましたが、NHKによると、「仁政(民衆に恵み深い政治)を行う王の元に現れるとされる伝説の動物『麒麟』が由来となっており、モチーフとしての麒麟が何者で、如何にして何れの英雄の前に現れるのかを問うていく物語となる」ということです。
このタイトルに関して、ネット上でも様々な反応があるようです。
「麒麟がくる」初回感想。
麒麟とは、穏やかな世になったとき現れる霊獣。
「麒麟はこない」と言う明智光秀の顔から、自分が連れてくる、穏やかな世を作ってみせるという決意が伝わってきた。
歴史物は、ついつい忘れがちな熱い想いや志を思い出させてくれる。#麒麟がくる
— nakatatsu@プログラマー (@nakatatsu_com) January 19, 2020
麒麟がくる!!ってタイトルでありながら麒麟という仁獣には程遠い凄惨な戦、寺社の焼き討ちが今後どんどこ待ってるのかと思うと楽しみでならない
— ⛩令和に輝きを懐く静夜さん (@ysizuya) January 20, 2020
乱世に来た麒麟とは誰なのか。
なぜ戦のない世が続いたのか。
なぜ人は戦をするのか。
この問いに1年を賭けようと、リアルな掠奪・人身売買の有様から地を這うように描く池端脚本の迫力に初回から圧された。#麒麟がくる— 濡れん坊 (@nurenbou) January 19, 2020
とまれ、駒こと門脇麦に注目しているし、彼女が主人公に伝えた「麒麟」とは実際何であるのか。そこをどう描くかだろう。 #麒麟がくる
— はる (@haru_movie86) January 19, 2020
ボソッ…麒麟がくる…もしかして、最後まで麒麟がこない可能性が…
— ペタチェリ (@amwdk) January 20, 2020
大きなトラブルがありながらも、上々のスタートを切ったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。これから一年間、どのような物語が展開されていくのでしょうか? 日曜夜から目が離せません。
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: MAG2NEWS