先日掲載の「朝番組キャスターが武田教授を名指し批判。環境問題の深すぎる闇」等で、「環境問題のウソ」を暴露し続けてきた中部大学教授の武田邦彦さん。武田さんは今回も自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で、環境保護の観点から叫ばれる「低炭素社会」についてその矛盾点を記すとともに、環境問題に関して誤った情報を垂れ流し続けるメディアを厳しく批判しています。
この30年、なんだったんだ。環境問題に熱心な日本は今ではアメリカ以下
いわゆる「環境問題」というのはもともと存在しなかったもので、大量生産に伴う人間の恐怖心のようなものが作り出した幻影の一つです。本当に環境が破壊されつつあると思っている人が多いのですが、空気は綺麗、水も美味しい、海もなにもなく、薬害や汚染なども激減しています。
そんなことより、1990年から環境に熱心だった日本より、環境対策をなにもやってこなかったアメリカの方が、ゴミもあふれず、薬物も少なく、気温も低く、とても良い環境が続いています。つまりすでに環境問題がウソだったということは事実として表れています。
もともと環境問題が存在しないのに、緊急の課題のように言った人が大勢いますが、ちょっと言いにくいのですが、みんな「ウソつき」でした。科学的な事実より自分の立場や利権を重視する人たちが活躍する時代なのです。
そしてこの曲がった環境問題は、さらに最近では「滑稽」というほどひどくなってきました。それが「低炭素社会」とか「プラスチック排斥」などに表れています。
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