休校延長で「教育格差」を広げないために親がすべき3つの心がけ

 

3.習慣化しましょう

学校へ行くことが当たり前だったものが、そうではなくなり、子どもにとっては、まったく新しい環境になったといえます。1日中自宅にいると、生活ペースが乱れがちで心身の不調を招きます。新しい学習スタイルを習慣化させ「毎日のやること」を決めましょう。

その際注意することは、子どもが主体的に決めることです。親が決めると子どもは「やらされ感」があるため、勉強への取り組み意欲が低下してしまいます。

学校がオンライン学習をしていなのならば、学校と同じように時間割を作り、45分学習したら10分休憩というようにメリハリをつけましょう。

家庭教育アドバイス…「繋がることが大事」

休校中の課題として挙げられることに「友達とのコミュニケーション」が挙げられます。アフターコロナでは、コミュニケーションの図り方がわからない、という子どもが出てくる可能性もあります。そのため、自宅学習をするときでも、Zoomやskypeなどで一緒に100マス計算をするなど友達と繋がる方法を工夫しましょう。

例えば、オンラインで自主的に朝の会、帰りの会をしたり、ランチ会をしたり、お昼をオンライン越しに一緒に作るなど、親子が孤立することのないような方法を取りましょう。

「人との繋がりを持つことは幸せになる」という研究結果もあります。これを機に「オンラインで新しい友だち」と繋がるというのも良いですね。コロナウィルスに負けず、健康に過ごしましょう。

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家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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